ITパスポートと基本情報技術者試験どっちを受ける?2つの違いを解説

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困った人
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ITパスポートと基本情報技術者試験って何が違うのかしら?

難易度に差がないなら基本情報を取ろうと思ってるけど合格できるかな、、

はづき
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今回はITパスポートと基本情報技術者試験の違いについてです!

どっちを選べばいいか迷っている人に向けて判断軸も紹介しています。

ぜひご参考ください。

この記事はこんな人におすすめ!

  • ITパスポートと基本情報の違いを知りたい人。
  • どちらを取得するべきか悩んでいる人。

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この記事の信頼性:どちらの資格も取得してます!

まずはこの記事を書いている私の紹介です。

  • 文系出身でITパスポート資格と基本情報技術者資格を取得。
  • IT企業勤務経験あり。
  • 実際に就職で資格を活用した経験あり。

こんな感じで、どちらの資格の特性も身をもって知っています!安心してお読みください。

ITパスポートと基本情報の違い:どちらを受けるか判断軸を紹介!

さっそく本題です。

どちらを受けるか悩んでいる人に向けて、私なりの判断軸を紹介したいと思います!

試験の難易度は?受かりやすさを比較!

まずは、難易度として合格率を比較してみましょう!

・ITパスポート↓

        【受験年度】                【合格率】        
2016年度48.3%
2017年度50.4%
2018年度51.7%
2019年度54.3%
2020年度58.8%
参考:情報処理技術者試験統計資料
(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/pdf/statistics/202110_ip_toukei.pdf)

・基本情報技術者試験↓

        【受験年度】                【合格率】       
2018年度22.2%
2019年度28.5%
2020年度48.1%
2021年度春期41.9%
2021年度秋期40.1%
参考:統計情報|基本情報技術者試験.com (fe-siken.com)

基本情報技術者試験は試験方式の変更があり、合格率が途中から上がっています。

その点を考慮しても、やはり下位資格であるITパスポートのほうが受かりやすいといえます。

勉強した身としても基本情報技術者試験は、それ相応の勉強時間を必要としましたし、合格のしやすさには大きな差があると感じます。

また、基本情報技術者試験は2023年度からは試験方式の大幅変更が予定されています。

この変更が合格率にどのような影響を与えるかは正直よめません。仮に問題が簡単になったとしても、変更初年度は対策する側の準備が不十分となるからです。

とはいえ、ITパスポートの上位資格が基本情報技術者試験ですから受かりやすさの順序が変わることはないと思います。

詳しくはこちら

就活で活かせるのは?企業の評価で比較!

結論としては、価値が高いのは当然上位資格である基本情報技術者試験となります。

しかし、就活現場では基本情報技術者試験を取得しているから即採用!!とはなりません。

IT企業であればなおさらです。

「よく勉強している」「地道に努力ができる」という評価を受けても、

基本情報技術者試験を持っているから即戦力だ!、とはなりません。みんな持ってるからです。

その点には注意してこの先をお読みください!

文系?理系?学部の違いと評価のされ方について

私は文系学部なので、同じような境遇で就活をしていた理系の友人の話と合わせて解説していきます。

※当然企業の違い・レベルによって差はあるので注意してください!

文系学部での評価のされ方↓

  • どちらの試験でもIT企業であれば話のネタになる。
  • ITパスポートでも十分「IT業界を真剣に考えている」ということが伝わる。
  • 基本情報技術者試験であれば、学習面では高い評価を受けられる(謙虚に伝えましょう)。

理系学部での評価のされ方↓

  • ITパスポートだとやや物足りない印象。
  • 基本情報技術者試験だと学校でしっかり学んできたというアピールになる。
  • 基本情報技術者試験+ポートフォリオ(作成物)で知識と技術を伝えられるとなお良し。

やはり面接での会話などを友人と話していると、理系のほうが求められる知識は高いと感じました。

文系学部でも、資格+ポートフォリオの組み合わせはあったほうが有利に進むと思います!

IT企業?非IT企業?企業の違いと評価のされ方について

次に企業種別の評価のされ方についてです。

IT企業での評価のされ方↓

  • ITパスポートは「真剣にIT業界を志望している」という意思を伝えることができる。
  • 基本情報技術者試験は「今後も継続的な学習をしてくれるのではないか」と期待される。

非IT企業での評価のされ方↓

  • ITパスポートは「基本的なPCスキル等があるのかな?」と期待される。
  • 基本情報技術者試験は一定の評価はあるものの「なぜうちを受けに?」と思われる。

実生活で活かせるのは?普段の暮らしから比較!

普段の生活で知識を活かしたいのなら、ITパスポートで十分だと思います。

例えば、店頭でのスマホやPCのパンフレット、店員の説明などはITパスポートの知識があればおおよそ理解できます。

あとは家電やUSBなどの商品詳細欄に書いてあることもだいたい理解できると思います。

加えて、商品の性能比較も数字を見て判断できるようになり個人的に嬉しかったです笑

取得する順番:ITパスポートを持っていると基本情報の勉強は楽!

ITパスポートと基本情報技術者試験(以下:基本情報)の取得する順番を気にしている人もいると思います。

結論から言うと、基本情報はITパスポートの上位資格にあたるので基本情報を持っていればITパスポートをアピールする機会は減ると思います。また、いきなり基本情報から受験することも問題ありません。

ただし、ITパスポートの勉強は基本情報の勉強に活かされるので、はじめから基本情報はハードルが高いという人はITパスポートからの取得がおすすめです。

具体的には、基本情報の午前問題はほぼほぼITパスポートの試験と同じだと思ってください。

試験形式も範囲もだいたい同じです。

ITパスポートと基本情報技術者の違いまとめ

ここからはITパスポートと基本情報の違いを端的にまとめておきます。

試験の目的

  • ITパス:学生・社会人が基礎的なIT知識を習得する。
  • 基本情報:情報処理技術者としての一定水準の知識・技術を証明する。

試験形式

  • どちらもCBT方式です(PCで答えを選択していく方式)。

試験時間

  • ITパス:120分
  • 基本情報:午前・午後試験それぞれ150分(R5から科目A・Bでそれぞれ90分,100分予定)

試験問題数

  • ITパス:4択式小問100問
  • 基本情報:午前4択式小問80問/午後大問5問を選択(R5から午前小問60問/午後小問20問)

難易度

  • ITパス:比較的簡単。対策すれば合格は容易。
  • 基本情報:ITの事前知識がない人にとっては少し難易度は高い(合格できないことはない)。

情報試験レベル区分(最高レベル4)

  • ITパス:レベル1
  • 基本情報:レベル2

勉強時間

  • ITパス:80~130時間(IT初学者)
  • 基本情報:150~250時間(IT初学者、プログラミング未経験者)

受験料

  • どちらも7500円ほど(ちょくちょく値段は変わります)。

最後に

ということで、今回はITパスポートと基本情報技術者試験の違いについて解説しました。

自分にあった資格、自分の将来に活かせる資格を選んでもらえればと思います。

この記事がお役に立てば幸いです!試験勉強頑張ってください!

おしまい

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