【ITパスポート】履歴書の書き方を解説!正式名称と効果的な伝え方|書かない場合は?

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はづき
はづき

こんにちは!はづきです

1部上場IT企業(※旧区分)でエンジニアとして働いています

今回は履歴書を軸にITパスポートの使い道を解説します

『ITパスポートは履歴書にどう書くと良いんだろう??』

『書かないほうが良いっていう情報もあるな。。これ、書いていいんだろうか?』

今回は上記の疑問を解決するため、ITパスポートの履歴書への書き方について解説します。いくつか注意点もあるので参考になると思います。

また、後半は「就活で有利になるのか?」という疑問点について効果的な伝え方とともに解説します。こちらも併せてご参考ください。

この記事の結論
  • 履歴書には正式名称で合格証書に書かれた日付けを書こう!
  • 就活では文系ならそこそこ評価される!

IT企業への就活では、実務力・プログラミングスキルが高く評価される傾向にあります。

ITパスポート以外にアピールポイントを作りたい方やプログラミングを少し触っておきたい方は以下を読んでみてください

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ITパスポートの履歴書への書き方

結論、基本的には上の画像の例に沿って書いてもらえれば大丈夫です!
以下では、画像の例についてポイントを解説していきます

「正式名称:"ITパスポート試験"」で書く(※主催団体も)

履歴書に資格を書く際は省略せずに書きましょう!
ITパスポートと主催団体(※書く場合は)の正式名称は以下の通りです

正式名称
  • ITパスポート試験
  • 情報処理推進機構

IパスやITパスポート、IPAといった省略は避けたほうが無難です

合格証書に書かれた日付けを書く

履歴書には取得した日付を書く欄があります。
「合格証書に書かれた日付け」を書いてください!

合格発表を確認したが合格証書が届いていない場合は、概算で取得予定の日付けを書きましょう。未来の日程になると思うので、「ITパスポート試験 合格(取得日時は予定日)」と書けば大丈夫です

"取得"か"合格"か?合格で大丈夫です

ITパスポートについては「合格」と書けば大丈夫です!

一般的に運転免許などの免許系は「取得」、試験系は「合格」という言葉が使われます。ただ、ここに厳密なルールはありません。一応、慣習になぞらえて「ITパスポート試験 合格」とするのが良いと思います

資格を書く順番は?他の保有資格によって順番を変える

資格を書く順番は以下のようにしましょう!

履歴書に書く順番
  1. 最も上は運転免許証(※あれば)
  2. 以下はアピールしたい順番に並べる

運転免許証は慣習的に最も上に書くことが多いです。面接官としても見慣れた履歴書の書き方であり、違和感がありません。それ以降は、志望企業に合わせてアピールしたい資格の順番に並べましょう!

後述しますが、ITパスポートの上位資格を持っている場合はITパスポートは書かないほうが良いでしょう

ITパスポートはIT企業で評価される?伝え方のポイントを解説

次に、実際にITパスポートが就職で評価されるかどうかについて解説していきます

大前提ですが、企業によって評価されるかは当然異なります。「ITパスポートが資格奨励金の対象になっているか」、「基本情報技術者試験を持っている社員の割合がどれくらいいるか」といった情報を収集したうえで判断するのが堅実です

実力主義やベンチャー系のIT企業ではITパスポートはほとんど意味がないです

以下では、IT未経験を募集している企業に絞って解説します

文系新卒の場合:伝え方が良ければ評価される

文系新卒の場合は評価されます

ここで注意したいのは、IT知識が評価されるわけではないということです

評価される点は主に以下の2つです

  • IT企業を本気で志望している(内定辞退しないのではと思われる)
  • 就職準備としてコツコツ勉強ができる

そのため、アピールの仕方としてはIT知識としては謙虚に。IT企業への本気さを伝える。これを念頭に置いておきましょう

理系新卒の場合:文系新卒よりは評価されない

理系新卒の場合は高く評価されることは期待できません

ITパスポートはユーザー(消費者)向けの資格です。エンジニアの資格としては、上位資格の基本情報技術者試験や応用情報技術者試験になってきます

理系卒のITパスポートは、アピールとしてはやや弱いです基本情報技術者試験や実務力としてのプログラミングスキルをアピールするのが良いでしょう

未経験転職の場合:あまり評価はされない

転職する方は、評価されないと考えておいたほうが良いです

ある程度、プログラミングスキルなどの実務力を身に着けたうえで転職活動を始めましょう

資格としては基本情報技術者試験が最低ラインです。ただ、基本情報技術者試験は新卒の大学生でも持っている方がいます。そのため、実務力をアピールするための学習をしたほうがよいかと。

履歴書に書かないほうが良いケースを紹介

以下ではITパスポートを履歴書に書かないほうが良いケースを紹介します

個人的な意見になりますので、あくまで参考程度で捉えてください

勉強中で資格を取得していない

勉強中の未取得の資格について、「ITパスポート試験(勉強中)」といったように書く方がいらっしゃいます。また、「勉強中の資格も履歴書でアピールしたほうが良い」という就活情報もあったりします

ただ、ITパスポートについては個人的にはおすすめしていないです。理由は以下の通りです

履歴書記入をおすすめしない理由
  1. 試験の価値・難易度が「勉強中」と書いてまでアピールするほどのものではない
  2. 就活に間に合うように取得ができなかったという計画性の無さが露呈してしまう

就活生の中には、就活本番に間に合うように計画的に資格取得の準備をしている方がたくさんいます

その中で、「間に合っていない」という事実はただただマイナスの評価になってしまうこともあります。その点には十分注意しましょう

既に上位資格を持っている

基本情報技術者試験や応用情報試験といった上位資格を持っている場合はITパスポートを履歴書に書く必要はありません

英検1級も持っている方が、以下のように履歴書を書いていたら違和感がありませんか?

  • 英検1級 合格
  • 英検準1級 合格
  • 英検2級 合格

この場合、英検1級だけ書けば良いでしょう

ITパスポートの上位資格も持っている場合は、最も価値・難易度が高い資格だけ書きましょう

理系でベンチャー志望

理系で実力主義のIT企業に入る場合はITパスポートをわざわざ書く必要がないと思います

なかには、ITパスポートや資格自体を馬鹿にしているエンジニアもいます。そのため、ITパスポートくらいのレベルの資格であれば書かずに実務力をアピールしたほうが良いでしょう

IT就活をさらに有利に進める方法

この記事を読んでいる方の多くはITパスポートに合格した方だと思います

IT企業への就活・転職をさらに有利に進めるためには実務力のアピールが必要です

わかりやすいところでは、"プログラミングスキル"があるとかなり評価されます。IT企業では内定者がプログラミングに挫折して会社をやめられるのは損失でしかないので。

未経験の方は最低限、「プログラミング経験を語れる」レベルくらいには到達すると良いでしょう。ほんの少しプログラミングに触っておくだけでいいです

後悔なく就活を終えたい方は、ぜひ以下の記事を参考に就活準備をはじめてみてください

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