部下の有休取得は上司の仕事。

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こんにちは!はづきです。

今回は普段の記事とは違って、私の現状の考えを整理しようと思い記事を書いています。

結論としては、「部下の有給休暇は上司が積極的に使わせてあげたほうがいいのではないか」というありふれた内容です。

先日、有給休暇を取得する機会がありました。

そのときに、ふと有給休暇を使い切れないことが当たり前だった、かつてのバイト先のことを思い出しました。

・・・

その会社では「有休を使い切れないことは当たり前」という考えが根付いており、そのため私たちアルバイトに対して有休に関する説明などはろくに行われていませんでした。

そんな環境が続いたため、あるとき問題が起こります。

それは、私と一緒に働いていた友人が学校卒業の時期になりアルバイトをやめることになったとき、貯まっていた有休が使いきれないことがわかったのです。

どうにか使い切れませんか?と社員さんに相談する友人に対して、

先ほど言ったように社員さんは有給が使えないことが当たり前のマインド。

「使い切れなくて残念だったね~」と軽くあしらいます。

そんなこんなで、いままで数年間仲良く楽しく働いてきた職場の雰囲気が一気に悪くなり始めたのをいまでも覚えています。

・・・

まず前提として、当時の私や友人が給与について勉強不足だったということは否めません。

きちんと情報を集めておけば、計画的に卒業までに有休消化ができたはずです。

それを踏まえて、自分がこれから人の上に立つときに部下の有休にどう向き合うかを整理したいと思います。

そもそも会社にとって有休を取得されることは損なのでしょうか。

たしかに、労働していない時間に給与が発生していると考えれば損といえるかもしれません。

削減すべきコストだと思います。

ただ、長期視点に立つと必ずしも損だとはいえないというのが私の現状の考えです。

その理由は3つ挙げられます。

  • 疲弊することによる労働効率の低下
  • 社内のチームワークが悪くなる
  • 優秀な人材が集まらない

疲弊することによる労働効率の低下:

「休むこと」に重点を置かない組織は総じて長続きしないというのが私の考えです。

「どうやったら効率的に成果を出せるか」というお題に対して、仕事内容や仕事方法に焦点を当てることはよくあります。

その一方で、どう休むかを職場で議論することはいままでありませんでした(私の経験では)。

当時のアルバイト先でも体調を崩されているかたが多くいました。

一概に労働時間や休暇が原因とすることは短絡的かもしれませんが、一要因だったと感じます。

疲れた状態で仕事をする。

イライラしながら仕事をする。

これでは効率よく仕事をこなすことはできないでしょう。

社内のチームワークが悪くなる:

これはアルバイトの話にもあった通り、

シンプルに人間関係が悪くなるよね、っていうことです。

「私も有休取ってないんだから、あんたも有休取らずに働きなさい」

個人的には最低な結論だと思っています。

一緒に働く仲間に対して、しんどくなることを要求してしまっています。

私はこんな考えを持った人と仲良く仕事をすることは難しいです。

全員でしっかり休んで、職場で集中して働くほうが心地よいし、結果も出ると思っています。

優秀な人材が集まらない:

何を持って人を優秀と呼ぶか、これはこれで難しい問題だと思います。

ただし、より快適で条件のいい会社を選んでいくことが一般的だとすると、

優秀な人ほど自分にとって好条件な職場を手に入れていくと思います。

そのときに、

「うちは有給は使い切れません。」

「身を削ってでも会社に奉仕してください」

という会社を優秀な人は避けていくでしょう。

そうすると、より成果は出にくくなってしまうと思います。

・・・

ということでまとめです。

私は、上司として部下に有休を使い切らせてあげたいと感じています。

これは、その立場の人の仕事だと思っています。

優しさではありません。成果を出すための手段として有休を取得させたほうが良いという話です。

組織内部の不満は組織を滅ぼすと思うので。

それは、会社のため、部下のため、そして自分のためでもあります。

私のような小心者は、周囲が有休を使っていないと自分も我慢してしまいます笑

ということで、今回の記事は以上です。

少し背伸びした記事を書いた気がします。

経営者の視点に立つとまた違った見解がでてきそうですね。

様々な立場の人の有休に関する見解を聞いてみたいです。

おしまい

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