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私が何かを始めるときは、いつも「いつ、どうなったらやめるか」を考える。
継続するために「やめどき」を考える。
続けていても損失が少ない活動であれば、なおさら慎重に「やめどき」を考える。
損失がないとだらだらと続けてしまうからだ。
こういった活動のやめどきを決めるとき、
「利益も損失も出てない活動の”利確”の考え方」を大切にしている。
(※利確=利益を確定すること)
「やめる」と聞くとネガティブな印象を持たれるかもしれない。
ただ、そうではない。
芽の出ないものは早くに捨てて、次の種を探すのだ。
むしろ、ポジティブな活動である。
また、やめどきが明確であれば、それに該当しない限り継続しようと思える。
今回は、損失の少ない活動においての引き際について私見を綴る。
この他の読書記事:
損失の少ない活動においての引き際の考え方
染谷昌利さんの著書「ブログ飯」を読んだ。
ブログに関するマインドや努力の仕方について詳しく書いてある良書だ。
まずは、この本の「継続」に関する見解から話をしていきたい。
(*この記事より本のほうが気になる人は、記事最下にリンクあり。)
成長曲線を意識する|著書:ブログ飯
「ブログ飯」では、継続するために「成長曲線」を念頭に入れておくことを推奨している。
「成長曲線」とは、成長が努力に比例して伸びるのではなく、あるとき急に伸びはじめることを表した曲線のことである。
勉強やスポーツなどで今までできなかったことが、いきなりできるようになった、そんな経験が誰しもあると思う。
「ブログ飯」では、この「成長曲線」を例に、
初めて記事を書いた時より、10記事の時の方が、30記事の時の方が記事の深みや書くスピードは間違いなく向上しています。それが結果(アクセスアップや収益)につながるには、多少のタイムラグがあるということを認識しておきましょう。
引用:ブログ飯(染谷昌利 インプレスジャパン,p77)
と、すぐに結果がでなくても焦る必要がないことを伝えている。
それと同時に、成長タイミングが訪れるまで継続することが大切だ、ということも伝えている。
訪れるかわからない成長タイミングを待つのはつらいことだ。
だから、私は「やめどき」を考える。
「やめどき」が決まっていないと、
「このまま続けててもいいのかな、、」と余計なことを考える。
余計なことを考えれば成果はさらに出づらくなって、さらにやめたくなる。
ネガティブな心持ちのときに、「もう無理だ!」と、突発的な感情でやめたくなる。
つまり、私が「やめどき」を決めるのは「継続」するための工夫。
「ブログ飯」が「成長曲線」という希望で「継続」を促すのだとしたら、
私は「やめどき」という現実で「継続」を促す。
希望を持つのが苦手な根がネガティブな人におすすめの方法だ。笑
しかし、ブログなどの損失のない活動はやめどきが難しい。
小売りのように在庫を抱えるリスクもないし、一部の企業家のような借金返済というリスクもない。
だからこそ、明確な「やめどき」が決めづらい。
こんなときに、私は「利確」を中心に決定を行っている。
「やめる」と「利確」の関係は近い。
当たり前だと感じる人もいるかもしれないが、「やめる」と「利確」の関係は極めて近い。
子供のときに、習い事の水泳がしんどくて、「やめたい」と何度も思った。
幼少期の私は、このまま数年間水泳を続けていたら、
「放課後友達と遊べる時間」は減っていくということがわかっていた。
これもある種の「利確」であると私は考える。
当時の私は、「放課後友達と遊べる」、これを無意識に利益と捉えていたのだろう。
習い事の水泳は、この利益を損ねる存在であった。
だから、「やめたい」と思ったのだ。
「やめる」ときには何かしらの「利確」が生じている。
そして、「利確」によって得られる利益は個人の主観で決まることもある。
だからこそ、その利益は必ずしも客観的にみて人生を好転させる利益であるとは限らない。
(*放課後の友達との遊びは大事だが、水泳をやっていて得られることもあるだろう)
自分にとっての利益は、主観的にみても客観的にみてもきちんと利益であるかを見極める必要がある。
利益=お金?利益が出てないものに利確はできない。
主観的にみても、客観的にみても利益であるもの。
これがなかなか難しい。
そこで私は、その活動を通して欲しいもの(=利益)を明確に決めるようにしている。
ブログ活動では「お金」、これを利益に設定している。
そして、「お金」を基準に「やめどき」を考える。
ブログをはじめたばかりの頃は、収益がないことが当たり前だった。
「お金」は手に入ってない。
利益がなければ利確はできない。
ただし、「お金につながる知識・スキル」は伸びている。
これも立派な「お金」に関する利益だと感じている。
現に、他のビジネスにつながる知識も多い。客観的にみても利益に該当するだろう。
だから、私の利確の観点からすると、スキルや知識が伸びている間は「やめどき」ではない。
こんな感じで、自分の活動の「やめどき(利確)」を決めている。
活動を通して手に入れたいものが「やりがい・楽しい時間」であれば、その時間が損なわれてきたときや、熱量が持てなくなったときにスパッとやめればいい。
当たり前だと思うかもしれないが、人付き合いややることが無くなる損失感から熱量が冷めても惰性で続けてしまう場面は結構みかける(私にもある)。
私がブログをやめるとき(=利確するとき)。
私がブログをやめるとき。
それは、お金が手に入らなくなったとき。
もう少し詳しくすると、「お金が手に入らない or お金を儲けるための知識・経験の学びしろが少なくなったとき」、これが私の「やめどき」である。
何度もいうが、私は「やめどき」を「継続」するために設定している。
学びしろがある限り、私は脇目も振らずに活動に専念する。
これが私なりの、「継続」するための工夫。
損失の少ない活動においての「やめどき(利確)」の持論である。
↓ブログ飯
おしまい
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